第48回卒園生保護者。
いつも大きな声で伸び伸びと歌を歌ったり、運動会や舞台発表での表現が素敵だったKちゃん。卒園後の活躍の様子を知らせる嬉しいお便りが届きました。
~メッセージ~
先日は、同窓会ありがとうございました。先生方やお友達に会えて喜んでおりました。
娘の近況報告ですが、現在、某テーマパークで10月から始めるショーのキッズダンサーを務めております。先月には、フジテレビのFNS夏の歌祭りにも出演しました。
また、今年の12月に新国立劇場のミュージカル『ズボン船長~Fifi & the seven seas~』東京公演に黒猫フィフィ役で出演することになりました。娘がこのような活動をするようになったのは、ナーサリィの運動会でソーラン節を先生方に褒めていただいたからです。冬のクリスマスの生誕劇ではマリアさま役をやらせてもらい、すっかりその気になり、ダンスや劇をやりたいと言うようになりました。ナーサリィに通園していなければ、このようにメディアや新国立劇場でパフォーマンスをする機会は決してありませんでした。
娘の個性を見つけ、伸ばしてくださり、心から感謝しております。
第13回卒園生。
幼稚園の先生になりたいという夢を叶え、2001年から成城ナーサリィ・スクールの有能な教諭としてなくてはならない存在となっています。
~メッセージ~
成城ナーサリィ・スクールの魅力的なところ、それは「卒園してもずっとつながっている」ということです。高校生、大学生になって訪ねてきてくれたり、子どもが生まれてその子どももナーサリィ・スクールへ・・・ということも多くあります。その理由として、もちろんナーサリィ・スクールで過ごした日々が楽しかった!ということもあると思うのですが、なんといってもお世話になった先生がずっといてくれているから・・・ということが一番だと思います。私は30年以上も前の卒園生の一人です。卒園したときの担任の先生が櫻井先生で、小巻先生(現在は課外絵画クラスを担当されています)は新人の先生でした。
今、私はご縁があってナーサリィ・スクールで働かせていただいていますが、お2人がいなかったらこうはなっていなかったと思うのです。昔とほとんど変わらない園舎に懐かしんでくれる先生がいる・・・それは本当に素敵なことだと思います。そんな素敵なことがこれからもずっと続いていってほしい・・・。最近、そんなことを思うようになりました。私ではお2人と同じことはできないかもしれませんが、今まで築いてきたナーサリィ・スクールの歴史を大切に、若い先生の持つ新しい風も取り入れながら、これからもナーサリィ・スクールを見守っていただければと思っています。
ご家族で成城ナーサリィ・スクールでの生活を本当に楽しんでくださっています。山下さんのご長男とご次男は今もよく遊びに来て園児の面倒を見てくれたりしますし、卒園生でもある奥様もまたずっとナーサリィを見守ってくださっています。
~メッセージ~
"いつでも広い心と大きな笑顔で待っていてくれる“
ナーサリィ・スクールは、高校生になった長男や小学生の次男だけでなく、我々父母にとってもいつまでも気軽に立ち寄れる気の置けない大切な場所です。
先生方をはじめ、園に関わるすべての皆さんが子ども達の自主性を尊重し、やりたいことをそっと支えてくれたおかげで、子ども達自身が自分たちの居場所を作ることができました。そのおかげで自分と違う他人を理解し、認め、尊重し合える関係を自然と作り上げ、いつまでも変わらない大切な仲間となることができたと、心から感謝しております。
個人的に残念だったのは、楽しみにしていた運動会でのキャプテンボールが雨のため1度しか出来なかったことです。事前の作戦会議から反省懇親会まで、親たちも子ども達以上に楽しんでいたのを今でも思い出し、皆で集まったときの格好の話のネタとして盛り上がっています。最近は諸事情により行われていないようですが、復活の際はいつでもOB枠での参加の準備をしておきます(笑)。
子ども達が大きくなって親となっても、今度は親として帰ってこられる場所、そんなナーサリィ・スクールを私たち家族はいつまでも大切に思っております。そのような素敵な思いが成城ナーサリィ・スクールへのご入園を希望されている皆様と共有できることを切に願っております。
卒園生の保護者として、卒園後も成城ナーサリィ・スクールの行事をお手伝いしてくださったり、いつも支えてくださっています。
~メッセージ~
今日は子ども達の遊んでいる様子が見られるかな?
買い物や用事があって、車や自転車でナーサリィの前を通るたびに、私は少しウキウキした気持ちになります。というのも、ナーサリィの園庭からは、子ども達の(これぞ正に!という感じの)黄色い声が響きわたり、泥があちこち着いたエプロン姿の先生の笑顔がのぞくからです。
正直、あんなに小さな園庭でどうしてあれほど子ども達が楽しげに我を忘れて遊ぶのか、今でも不思議になります。
ですが、3人の子どもをナーサリィに預けて、今、思い返してみれば、なんと説明したらいいかよくわからないけれど、(ナーサリィで良かったな)と思うのです。
不思議といえば、ナーサリィで作ってきた工作は、ちょっとした小物や額装してもらった絵など、無くてはならない我が家の素敵なインテリアになっています。細かな材料が、子どもの工作用の使い捨てのモノではなく、一つ一つおしゃれで大人っぽいのです。
思えば、不思議とナーサリィの先生たちは、園児を一人の人間として(ある意味大人扱いして)向き合ってくれていたなあ、と思います。
その証拠に、子ども達は卒園した後、学校の休みの日(運動会や創立記念日などの特別な休みの日)に、ナーサリィに行って、久しぶりの同窓会を楽しむ傍ら、在園児の面倒を見たりするのです。
これはナーサリィの伝統であり、園児たちもお兄さんお姉さんと遊んでもらって嬉しいし、卒園生もお世話をして楽しい。
小学校低学年の卒園生に、在園児の面倒を見させるなんて、本当は大人からしたら、手間ばかりかかる作業なのに、それをやらせてくれる。
多分、ナーサリィの魅力を一言で言うと、園児を年齢関係なく、一人の人間として向き合ってくれる、ということに尽きるように思います。
さて、そんな私は、小巻先生に昔と変わらぬ言われ方で、「ナーサリィのHPに載せる寄稿文、書いて頂戴!よろしくね!」と軽く言われ、断りようもなく、しがない雑文をさらしています。
でもきっとこれも、年齢はもちろん、園児も親もOBすらも関係なく、いつも、いつまでも一人の人間として向き合ってくれる、というナーサリィの良いところなのだと思います。